君たちは今が世界(1)
朝比奈 あすか
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
六年三組の調理実習中に起きた、洗剤混入事件。犯人が名乗りでない中、担任の幾田先生が放ったその残酷な言葉は、子どもの世界に終わりと始まりを連れてきた。いじられ役、優等生、『問題児』、クラスの女王の親友。教室での立ち位置がまったく違う4人は、苦悩と希望を抱えながら自分の居場所を必死に探し求めていて…。教室というちっぽけな王国の先に、本当の世界が待っている。
感想やレビュー
読んでいくうちに、子供たちの本音がわかっていって、切なくなってくる。