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ブラックボックス

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砂川 文次

講談社

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作品紹介、あらすじ

ずっと遠くに行きたかった。今も行きたいと思っている。自分の中の怒りの爆発を、なぜ止められないのだろう。自転車便のメッセンジャー、サクマは都内を今日もひた走る。第166回芥川賞受賞。

感想やレビュー

何となくサクマが理解できる。生きにくい世の中に適応するのが不器用な人もいるのだ。暴力はいけないけど、自分で全てを決めたり、厄介事を解決したりするのが面倒になることもある。私も極端な人間だから、気を付けなくては。

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中盤まで 時間の流れがとてもゆっくりだった。仕事と家の往復の変わらない毎日が、自分と重なった…最後に、小さな希望が見つかったのは良かった。

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