言葉の園のお菓子番 見えない花
ほしお さなえ
大和書房
作品紹介、あらすじ
書店員の職を失い途方に暮れる一葉が出合ったのは、言葉と言葉が深いところでつながり連なる「連句」という不思議な場。前の句に寄り添いながら変化していき、あたらしい世界へと至る連句の体験を通して、一番にならなくてもいい自由で豊かな居場所を得た一葉は自分のペースで歩き始めるー。亡き祖母から受け継いだ豊かで穏やかな縁、書店での経験からはじまった思わぬ依頼…。おぼろげに見えてきた未来へと一歩を踏み出す勇気が胸に満ちてくる、かけがえのない物語。
感想やレビュー
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