挑戦 常識のブレーキをはずせ
藤井 聡太/山中 伸弥
講談社
作品紹介、あらすじ
史上初10代四冠達成!まだ誰も見たことのない景色を見るために。雨に文句を言っても仕方ない、異分野の知に触れる、発想のチャンスは身近にもある、相手が誰でも意識しない、AIで自由度が上がるetc.日々努力を続ける人へ贈る言葉。
感想やレビュー
インタビューや記者会見などの様子から、将棋に限らず、頭の良い方なんだろうなあと思っていた藤井聡太五冠(2022現在)。この本では16-19歳の間に行われたあの山中先生との対談の記録で、とても10代とは思えぬ話しぶりは予想通りに予想以上で、しかも彼の場合、知性溢れる話しぶりなだけでなく、常に謙虚でしかしへりくだり過ぎず慇懃無礼な所や若さゆえの勝気さや生意気さもなく、いつもある程度修行を終えてたけれどもまだ修行積もうとしてる悟りが近い僧のような人だなと思っていたけれど、この本でもイメージ通りだった。お忙しいと思うが山中先生のような方とこれからも異業種交流通して実りのある時間も持ててくれたらいいな、と一ファンとしては思う。