マジシャン
松岡圭祐
小学館
作品紹介、あらすじ
「目の前でカネが倍になる」。参考人らが口を揃えてこう証言する奇妙な詐欺事件が多発。事件を追う警視庁捜査二課の警部補・舛城徹の前に、マジシャンを志す一人の少女が現れる。その少女が語ったカネが倍に増えるトリックとは?警視庁に通報される金融関連詐欺の中には、奇術詐欺的なトリックを使ったものも少なくないという。その驚くべき手口とは?騙す、誤魔化す、まやかす、眩ます、嵌める、惑わす、誑かすー人をあざむくプロである「奇術師VS詐欺師」のとんでもない頭脳戦が展開。あの『催眠』『千里眼』を凌ぐ心理トリック小説の最高傑作、待望の文庫版。
感想やレビュー
古めかしくて退屈