祝祭の子
逸木 裕
双葉社
作品紹介、あらすじ
十四年前、宗教団体“褻”が運営する施設内で大量殺人事件を起こし世間を震撼させた。団体トップの石黒望がコミューンで育った子供たちに信者らの殺害を命じたのだ。子供たちは“生存者”と呼ばれ、事件後も後ろ指をさされる生活をしている。そのうちの一人・夏目わかばは警察から石黒の遺体が発見されたことを聞く。石黒は名前を変え整形手術をし十年以上別人として生きていた。混乱しているさなか、わかばが何者かに襲われたところで、かつての仲間と再会しー。
感想やレビュー
人を描けているので面白い。言葉の使い方への違和感もほぼ無し。