自転しながら公転する
山本 文緒
新潮社
作品紹介、あらすじ
母の看病のため実家に戻ってきた32歳の都(みやこ)。アウトレットモールのアパレルで契約社員として働きながら、寿司職人の貫一と付き合いはじめるが、彼との結婚は見えない。職場は頼りない店長、上司のセクハラと問題だらけ。母の具合は一進一退。正社員になるべき? 運命の人は他にいる? ぐるぐると思い悩む都がたどりついた答えはーー。揺れる心を優しく包み、あたたかな共感で満たす傑作長編。
感想やレビュー
んー主人公のどっちを選択すれば幸せなんだろうって答えが出ない感じ、自分もだったから分かる。 幸せになるというのに拘らず、いろいろ考えず、自分の思うままに赴くままに生きて行けばいいんだなと思った。 エピローグを見てニャン君と結婚するかと思ってたから結末に驚いた。
ネタバレを読む