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十字架のカルテ

十字架のカルテ

知念 実希人

文藝春秋

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作品紹介、あらすじ

光陵医科大学附属雑司ヶ谷病院の新人医師・弓削凜は精神鑑定医を目指し、精神鑑定の第一人者と言われる影山司院長に弟子入りする。影山に導かれ、凜は統合失調症、詐病、解離性同一性障害など、様々な事件の容疑者たちの心の闇に迫る。そして凜にも、どうしても精神鑑定医にならなくてはならない秘密の事情があった。

感想やレビュー

ニュースで殺人事件を起こした人が精神病を患ってるという理由で重い罰を受けないのを目にする度に腹が立っていた。本当に病があるのか、詐病ではないのか判断するのは難しいと思う。 現実も影山先生のように優秀な医者が判断してるんだよね?と問いたくなった。 本、面白かったです!考えさせられました!

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「2020 ザ・ベストミステリー」に収録されている短編(3章の「傷の証明」)を読んで、是非本書を読みたいと手に取りました。 精神鑑定などを中心に描いているミステリーで、色々なことを学びながら、楽しく読むことができました。 影山と弓削のコンビ、好きです!

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本書の第三話を『2020 ザ・ベストミステリーズ』に収録されていた際に読んで良かったため、この度手に取りました♪ 精神鑑定医の影山&弓削が精神疾患を抱えた人たちと向き合いながら様々な事件の謎を解いていく物語です。 著者の描く医療ミステリーは、面白さだけではなく色々と考えさせられる深みのある内容なので、今後も読んでいきたいです( `・ω・´)ノ

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