精神と自然
グレゴリー・ベイトソン/佐藤 良明
岩波書店
作品紹介、あらすじ
私たちこの世の生き物すべてを、片やアメーバへ、片や統合失調症患者へと結びつけるパターンとは?日常の思考の前提を問い直し、二重記述、論理階型、散乱選択といった道具立てによって、発生も進化も学習も病理も包み込むマインドの科学を探究したベイトソン(1904-80)。そのエコロジカルな認識論の到達点を自ら語った入門書。
感想やレビュー
難しかったけれど、情報は差異から生まれるとか、2つの情報はひとつより絶対に良いとか、聞くと納得できることばかりだった。また、無も情報であるというのは驚いたけど、たしかに、って感じだった。