心理学者・脳科学者が子育てでしていること、していないこと
杉山崇
主婦の友社
作品紹介、あらすじ
最新の心理学(発達/認知/社会/進化心理学など)&脳神経科学を背景として、親が毎日の子育てに活かせるスキルを64の項目にまとめました。特に、「人間らしい脳に育つ臨界期」といわれる2歳までに、親がすべきこと/してはいけないことを、具体的に記述。「幸せな子になる毎日の習慣」「よりかしこく育てる子ども学」「成功する子に育てるコツ」「子育てが楽しくなるヒント」など、0〜6歳の子どもを持つ親なら知りたい情報がぎっしり!
感想やレビュー
子育てを感情的にならずにおこないたくて、脳科学ならいけるのでは?と思い読破。 ■EIを育てる→稼ぐ力が身につく 自分や他人の感情に気づく/何が感情を動かすのか理解している→「このときどんな気持ちだったの?」「ママはどんな気持ちだったと思う?」と声掛け /感情をコントロールでき活用できる→「初めてだから怖いをやったことないから面白そう」にかえる力 ■才能について こどもは「なにかやりたい知りたい」とワクワク出来る特徴で、 モチベーション=欲求×できる!自信×インセンティブ(ごほうび) できる!自信とインセンティブが伴う環境は親が作る。 こどもの特性→「飽きる」を理解して活かす→一通り試して体験させる→最終的には好きでできる才能に戻ってくる ■人は人に大切にされることで自分を大切にできるようになる。自分は宝物→当たり前に感じるようになる→不愉快を避ける心地よい状態を回復させようとモチベになる◎ ■日本の教育システム だめ扱いされないように成長することが大切 我が子には「あなたはできる/成功する/願いが叶う」と言って育てる「真似することはいいことだと賞める」 叱り方→〇〇するのは良くないね。どうすればよかったと思う?すごいよくわかったね しかる→問う→褒めるをセットで! 叱るとき「余計なことをしているか必要なことをひていないか」 ※伝える正解は一度に1つだけ。 ※必ず正解をもって伝える(じゃないと感情的になる) ※「強めの口調はインパクトを与えるため」であると自己統制して感情的にならないように 本物に触れる→真似モード→真似モードに飽きたら次の本物に触れさせる ■人と比較 真似っ子は悪ではない。比較するなら、娘ちゃんも○ちゃんのようにやればできるとお手本自信をつけさせるためにやる ■責任感 育てるには、子供をかばうのではなく、事実確認を淡々とすること。良し悪しの判断はせず、どうすればトラブルにならなかったかを子供に考えさせる。 →リスク下げる工夫が身につく。 ■番外 軽蔑は関係を破綻させる→馬鹿にすることは絶対にNG