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後悔病棟

後悔病棟

垣谷 美雨

小学館

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作品紹介、あらすじ

神田川病院に勤務する医師の早坂ルミ子は末期のがん患者を診ているが、患者の気持ちがわからないのが悩みの種。ある日、ルミ子は病院の中庭で不思議な聴診器を拾う。その聴診器を胸に当てると、患者の“心の声”が聞こえてくるのだ。「もし高校時代に戻れたら、芸能界デビューしたい」-母に反対されて夢を諦めた小都子が目を閉じて願うと、“もうひとつの人生”へ通じる扉が現れる。念願の女優になった小都子だが…。聴診器の力で“あの日”へ戻った患者達の人生は、どんな結末を迎えるのか。夢、家族、結婚、友情。共感の嵐を呼んだヒューマンドラマ。

感想やレビュー

自分の人生を信じることの大切さ。 あなたの人生はあなたが選んで来たのだから、人生も、自分自身も否定はしないでほしい 人生は選択の連続だ 一つ一つの選択は点だけど、その点が繋がって、人生になっている どこで間違えたのか、とか、どの選択が正しかったのか、とか、そんなことはいくら考えてもしょうがない 大丈夫、今のあなたが、あなたなんですよ

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一つの判断が周りの人にも大きな影響を与える。結末が全く違うものになってしまう。 後悔はあるが、たくさん考えたうえでの後悔は引きずらないのではないか? たらればはなくならないし、たらればでよりよい未来があったのではと想像もするけれど、そこにはそこの悩みがあるし、後悔があるからこその人生なのかもしれない。ちゃんと向き合っている証拠! 死を目前にして何を思うか、何を後悔するかわからないが、ひとつひとつの判断が作った自分の人生に誇りをもって安らかに眠りたい。 後悔があっても、それも含めて人生!楽しもう。

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