みとりねこ
有川 ひろ
講談社
感想やレビュー
猫をめぐる物語の面白さに、一気に読んでてしまった! 有川ひろのストーリテラーぶりに参った。どの話も猫の死、人の死、と辛くなるが、それを踏まえて色々考えさせる、その一方でその先を考えさせる、すごいね👍 佐藤さとるさんから誰も知らない小さな国をバトンタッチされたのも初耳だ。 しばらく有川ひろの著作をフォローしよう。
旅猫リポートがまた読みたくなった
「旅猫リポート」の記憶が鮮明に蘇る、旅猫リポート外伝他猫好きには堪らない胸温まる短編集。著者の描く猫視点の世界と絶妙なユーモアセンスが最高! 特に「シュレーディンガーの猫」と表題作「みとりねこ」、「粉飾決算」のお父様が印象的。 巻末特典漫画に得した気分。
◎