砂嵐に星屑
一穂ミチ
幻冬舎
作品紹介、あらすじ
舞台は大阪のテレビ局。腫れ物扱いの独身女性アナ、ぬるく絶望している非正規AD…。一見華やかな世界の裏側で、それぞれの世代にそれぞれの悩みがある。つらかったら頑張らなくてもいい。でも、つらくったって頑張ってみてもいい。人生は、自分のものなのだから。ままならない日々を優しく包み込み、前を向く勇気をくれる連作短編集。
感想やレビュー
春夏秋冬+α の5話から構成、テレビ局で働く様々な人たちが主人公となる連作短編集です。 ちょっぴり前向きになれる読後感でした(*´ェ`*) 特に、 〈春〉資料室の幽霊(ゴースト) 〈冬〉眠れぬ夜のあなた が好きです☆★ 山内健太郎さん(毎日放送テレビプロデューサー・ディレクター)の解説も、切り口が見事だなぁと思いました! #『僕たちの月曜日(KADOKAWA)』〈夏〉収録
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テレビ局で働く様々な人に焦点を当てた「春夏秋冬+表題作」の全5章から成る短編小説です。 各章の主人公が葛藤しながらも仕事に向き合い、前を向いて進んでいく内容に共感する部分も多く、読みながら元気をもらいました。 特に『〈冬〉眠れぬ夜のあなた』がお気に入りです。
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